北朝鮮拉致被害者ご当人とその子供達について

政治的な話や社会的な意義とかは他の詳しいページに譲るとして。


自分が思うのは、被害者の方々が日本に順応するのはそう難しくないが、その子供達が順応するのはかなり困難を伴うのではないだろうか、ということ。


ずっと前に日記に書いた「(新興宗教における)1世と2世の違いについて」と関連するが、自分にとっては「被害者ご当人=1世」「その子供達=2世」というふうに見えることが少なくないからだ。


やはり元々日本で生活していたというベースの有無は大きいと思う。子供達にとってのベースは日本ではなくあくまでも北朝鮮。そのベースが根底からひっくり返るのだから、その困難さは想像を絶するものと思う。


こんな時は周囲のサポートと家族の絆がいつも以上に大切。家族との時間を大事にして欲しいし、自分たち含め周囲の人たちは子供達を暖かく迎え入れることが大事。もし変な言動・行動をしたとしても、頭ごなしに「間違っている!」と非難したりせず、よく言い分を聞いて1つ1つ疑問を解消してやり少しづつほぐしていくという、地道で誠実な態度が必要だろう。マスコミも執拗に追っかけまわしたり問い詰めたりしないで欲しいものです。いじょ。