先生宅、訪問

家事で自宅が全焼してしまった先生の家を訪問。


事前にダメ元で電話を入れたら……繋がった!1時間ほど前に電話機を設置したとのこと。ラッキーでした。先生は用事のため出かけていたけど、奥さんがいらっしゃいました。本当に、お二方ともご無事で何よりでした。


「毛布、嬉しいです」とのお言葉を頂いたので、毛布を調達してご自宅へ。ご自宅の様子は…何もかもが想像を超えてました。建物自体は残っていたけど、半数の部屋は全てが炭化した状態。他は辛うじて残っているけどどこかが焦げたり水浸しだったりして使い物にならない。片付けるにも何をどこからどう手をつけたらいいものか…。
奥さん曰く「40年間、積み重ねてきたものが、みんな無くなってしまった」と…。精神的ショックというか喪失感も大きいです。
さらに奥さんは足に怪我を負っていました。火事場の水に足を取られて転倒したとき強く打ち付けたとのこと。



途方にくれる、というのはこういう事を言うのですね。
奥さんは芯の強い聡明そうな方でしたが「もう何をどうしたらいいか分からなくて…」と一言。
…心情察するに余りあります。



「火事見舞いには日用品を持っていくのが良い」という定説を、とにかく実感しました。残った物があるとしても煙臭いしどっかどうか焦げてるしで、全て使い物にならないのです。
次回は衣類と食料品を持っていこうと思っています。